献本していただいた『トランスジェンダー問題』が届いた

Twitterで話題になっていた『トランスジェンダー問題(ショーン・フェイ著・高井ゆと里訳)』の献本、まぁまぁ大人なのでこれはむしろ買うべきか。とも思ったのだが2,000円の本を献本していただくことで浮いた2,000円でこの本の次に読むべき本を買おう。そして読もう。と思い、申し込んだ。

https://twitter.com/Yutorispielraum/status/1569666360044834823?s=20&t=GJLllfa6ePFLBpqYcIq_vw
※現在献本の受付は終了している

まず、自分はシス男性のヘテロセクシュアル、マイノリティだ。そして、トランスジェンダーの友人ひとりと、トランスジェンダーであることを当事者以外からアウティングの形で知った旧友がひとりがいる。

高井ゆと里さんの言葉を借りるなら『トランスコミュニティを支えていく意思』を持とうとしている。といったところでしょうか。しかし、その言葉が何を意味するのかも正直まだわかっていません。なんというか、友人2人の生きる世界にある障害を少しでも理解したい。そして、彼らが少しでも生きやすい世界を作るために力になりたいのです。

そのためにまずはいただいた本を読もう。ただ、困ったことに文章を読むのがとても遅く、理解力も不安がある。それでも読む。

先日高井ゆと里さんが出演したSessionの『“トランスジェンダー問題”とは』特集もとても勉強になりました。

社会にあるマジョリティにとっても「問題」とされるものはマイノリティにとっては「大問題」であり、それを解消したり解決することはマジョリティにとっても大きな意味がある。といったような話が印象的だった。

別の本でかつて身体障害者が運動を起こしたことで駅にエレベーターが設置されるようになり、障害者だけでなく妊婦や老人にとっても不便の解消となった。といったような話を思い出した。

かつては目に見える問題を、これからは目には見えない(見えづらかったり見ようと思わなけれな見えない)問題に向き合うときなのだと思う。しかし、その問題だってずっとあったものであり突然出てきたものではないこと。当事者の方々が声を上げられるようになったことで初めて知ったことであることは忘れないようにしたい。

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